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資材卸売業

理念再構築とM&Aアドバイザリー

社員数:約15名規模
戦略策定経営理念・MVV策定M&Aアドバイザリー財務・会計予算・実績管理支援

支援の背景

同社は、各種資材を卸売する企業であり、約15名規模の体制で堅実に事業を運営してきました。しかし、長年事業を続ける中で、経営理念が形骸化し、社員に浸透していない状況が続いていました。日々の業務に追われる中で「自社が何を目指すのか」という根本的な問いに向き合う機会がなく、組織としての求心力に課題を感じていました。

一方で、社長は事業拡大の手段としてM&A(買い手側)を検討していました。同業他社や関連事業の買収により、取扱品目の拡充と商圏の拡大を図る構想がありましたが、財務管理体制が十分に整備されておらず、買収候補先の評価や統合後のマネジメントに不安を抱えていました。

M&Aを成功させるためには、自社の経営理念を再定義して組織の方向性を明確にするとともに、財務基盤を強化してデューデリジェンスや統合プロセスに耐えうる管理体制を構築する必要がありました。

支援内容

経営理念・MVV策定

経営者および幹部社員との対話を重ね、会社の原点と将来ビジョンを言語化しました。ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を再定義し、全社員が共感し行動指針とできる経営理念体系を構築しました。策定後は社内浸透のためのワークショップも実施し、日常業務における理念の実践を支援しました。

M&Aアドバイザリー

M&A戦略の策定から候補先の選定、初期的な企業価値評価、交渉支援に至るまで一貫したアドバイザリーを提供しました。同社の成長戦略に合致する買収ターゲットの条件を整理し、業界ネットワークを活用した候補先リストを作成しました。また、買収後の統合計画(PMI)の骨子も事前に策定し、スムーズな統合を見据えた準備を進めました。

予算・実績管理支援

月次の予算・実績管理体制を整備し、部門別・商品カテゴリ別の収益性を可視化しました。管理会計の導入により、経営判断に必要な財務情報をタイムリーに把握できる仕組みを構築しました。M&Aに向けた資金計画の策定や、金融機関への説明資料の整備も併せて支援しました。

成果・効果

  • 新たなMVVが全社員に浸透し、組織の一体感が醸成された
  • M&A候補先との具体的な交渉が進行し、基本合意に至った
  • 月次決算の早期化を実現
  • 部門別収益の可視化により、不採算商品の見直しと利益率の改善を達成
  • 金融機関からの信頼度が向上し、M&A資金の融資内諾を取得

「理念の再構築とM&Aの準備を同時に進めるという難しいプロジェクトでしたが、一貫した支援のおかげで自社の軸を見失うことなく成長に向けた一歩を踏み出すことができました。財務面の基盤強化が金融機関との交渉にも大きく貢献しています。」


※本事例は、当社の支援内容をわかりやすくお伝えするために内容を一部調整しています。

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